書泉と、10冊

リボルバー

誰が引き金を引いたのか?

「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。


パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。
高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。
それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。


「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか?」
「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」

ゴッホとゴーギャン。

生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。
型番 9.78E+15
販売価格 1,760円(税160円)
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