株式会社書泉は、株式会社文藝春秋より2005年に単行本が発売され、2008年に文庫化された皆川博子さんの名作『蝶』を復刊いたします。これに伴い、「芳林堂書店と、10冊」として書泉・芳林堂書店限定で2026年9月25日より予約販売を開始いたします。
1972年のデビューから50年以上創作活動を続けられ、96歳の今も多くの読者より支持され新作をリリースし続ける作家・皆川博子さんは、これまでに数々の名だたる文学賞を受賞され、2025年春の叙勲では旭日中綬章を受章なされました。
このたび復刊いたします『蝶』は2008年に文庫化し、現在では品切れのため新刊流通がなくなったことで入手困難となり、電子書籍や古本で作品に触れた読者による評価から本作への注目が再燃したことによって、復刊の要望が最大限に高まっていました。
そんな読者の声に応えるべく、この度株式会社書泉より『芳林堂書店と、10冊』の1冊として、『蝶』を復刊する運びになりました。
また書泉・芳林堂書店では、この崇高な作家・皆川博子さんを常に身近に感じ、見守られているような感覚を得るためのアイテムとして、革製品ブランドの「UNROOF」へ依頼し、オリジナルの本革製しおりを作成いたしました。
作品に合わせたイメージカラーで、「蝶」の羽を模した形状に、皆川博子さんにお書きいただいたサインを刻印。
皆川さんを尊敬する全ての読書家にとって特別なアイテムとなっています。有償特典として書籍と合わせて販売いたします。
『蝶』は作者自身も気に入っている短篇集です。
紙の本で読んでいただけるのは大きな喜びです。
手にしてくださる方々に、お礼申し上げます。
芳林堂書店さんからの熱いお申し出を受け、皆川博子先生の『蝶』と、さらに著者サインの刻印が入った革製ブックマークをお届けできることになりました。
この機会に、皆川文学の頂点と評される名作をぜひ手に取っていただけたらと願います。
皆川博子先生の『蝶』復刊にあわせて、特製のブックマークを制作させていただき、大変光栄です。耽美な世界感に寄り添うよう、蝶の羽根をモチーフに、栞そのものの形からデザインいたしました。栞、一枚一枚に皆川先生直筆のサインを刻印し仕上げております。物語の世界とともに、読書のお供として楽しんでいただけたら嬉しいです。
『蝶』という作品を知ったのは、当店のお客様からの復刊希望のお声からでした。アイデアを頂いたら必ず調べることにしているのですが、読後の感想としては、綺麗に魂を抜かれてしまったような、逆に一生抱え続ける重しを頭に乗せられたような、私なんかではどう言葉を選んでも表現しきれない、行間に圧倒的に世界が詰まった怖いくらいの名作でした。たぶん私には一生理解しきれない。しかしずっと手元に置いておきたい。薄くて重厚な1冊です。ぜひ。
有償特典として、作品をイメージした蝶の形の「UNROOF製・サイン刻印入り本革しおり」をご用意いたしました。
タッセル青ver.と赤ver.があり、並べると蝶になります。
「UNROOF」とは
「障がいがあるだけで仕事の選択肢が制限される社会を変えたい。」という思いで2017年3月に設立された革製品ブランドです。東京都東村山市の工房に加え、現在国内3拠点に自社工房を構え、障害者手帳を保持する革職人を含め22名の革職人が働いています。
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。
「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、
私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を
「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、など
ご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。