ミステリー作家・二階堂黎人さんによって執筆され、諸般の事情により現在まで未発表であったSF小説作品『永遠への冒険』を、書泉・芳林堂書店により初書籍化いたします。文庫版として多くの方が手に取りやいサイズにて作成。カバーイラストはイラストレーターの青木俊直さんに描いていただきました。SFへの造詣が深く、手塚治虫さんを敬愛する二階堂黎人さんが、若者へ向けたジュブナイルとして執筆した作品は、いったいどのような物語なのでしょうか。ティーンをはじめ、長年のファンの方にも幅広く読んでいただきたい傑作です。
芳林堂書店では2024年12月より文学フリマ東京に出店し、自社で製作を行ったオリジナル書籍を同人誌にて出版してまいりました。これまでに、『フィフス』『フィフス2 密室愛』(飛鳥部勝則)『観音異聞』(篠たまき)の3作を発表しております。作品ジャンルや流行のカラー、出版規模の都合などにより、やむなく大手出版社からは発売されにくい作品が存在することもあります。
しかし力ある作家の読者はそのような都合は気にかけず、常に入手困難な作品や新作が読める機会を待ち望んでいらっしゃいます。弊社はその間に立ち、お客様の求める作品を読みやすい形にてご提案することを目指しております。今回はそういった作品のリサーチを行う中で、二階堂黎人さんにご協力いただけることとなり、出版が決定いたしました。
もしも、目の前にタイムマシンがあったら。未来へ行くか、過去へ戻るか、非常に悩むでしょう。しかし、タイムマシンに乗り込むことをためらう人はほとんどいないと思います。それが少年少女であれば、なおさらです。僕自身の、子供時代の夢のまた夢である時間の旅を、冒険的SF小説の形にしたのがこの作品です。読者の皆さんも童心に返って、地球の未来を救おうと頑張る、主人公のヒカルとマリンを応援してください。
二階堂黎人先生著書のカバー絵ということで緊張しつつも楽しんで描かせてもらいました。これから始まる「読書」という旅へのワクワクする気持ちを私なりに絵にこめました。さぁヒカルとマリンと一緒に冒険へ!行ってらっしゃい。よい旅を!
あれは確か昨年。2025年を迎え、二階堂黎人先生と新年のご挨拶をさせて頂いた折のこと。「芳林堂書店と、10冊」のお話をさせて頂いたのが、『永遠への冒険』を知るきっかけでした。
諸事情にて未発表の原稿があるということを教えて頂き、思わず、ぜひ芳林堂書店で発売させて頂きたい!と申し上げました。今回、やっと皆さまにお届けできることになりとても嬉しく思います。
少年少女がタイムマシンで未来と現代の地球を救おうとするお話。
ジュブナイル感満載のとても素晴らしい作品ですので、ミステリーの名手である二階堂先生の、今回はいつもとは少し違った作品を、存分に味わっていただきたいと思います。
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。