『堕天使拷問刑』『抹殺ゴスゴッズ』の著者、飛鳥部勝則最新作
『フィフス2 密室愛』を書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」
第8弾として同人誌で出版致します!

「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった復刊企画「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。
この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社のみなさま、
著者のみなさまに協力いただき重版・復刊してお届けして参りました。

今回は書泉・芳林堂書店が出版する同人誌、飛鳥部勝則さんの最新作『フィフス2 密室愛』を文学フリマ東京41にて先行発売。
その後、書泉・芳林堂書店にて一般販売いたします。

フィフス2 密室愛

著者:飛鳥部勝則 装画:鈴木康士

推理と怪奇を併せ持つ血みどろライトなエンタメ小説。木人の殲滅を使命とする女子高生蘭冷とその奴隷、大学生鈴森一気の前に立ちふさがる新たな強敵、ノーフェイスとの戦いを描くシリーズ最新作。

「フィフス」は2010年に『このミステリーがすごい!』大賞STORIES(宝島社)に発表された飛鳥部勝則さんの短編小説です。
続編が意識された構成で、著者自身もインタビューなどで構想を明言していらっしゃいましたが、
発表のタイミングが無く長い時が経っておりました。

ですが2024年12月に書き下ろし短編を加えた文庫版同人誌『フィフス』として、書泉・芳林堂書店から販売を開始して以降、
各所より大きな反響をいただき、現在までの販売数は弊社のみで1,800冊を超えています。

2025年8月には15年ぶりの新作長編『抹殺ゴスゴッズ』(早川書房)をリリースし、完全復活を遂げた飛鳥部勝則さんと、
書泉・芳林堂書店が再びタッグを組み、装画・挿絵には前作に引き続きイラストレーター鈴木康士さんのお力をお借りして、
シリーズ最高傑作をお届けいたします。

前回たいへんご好評をいただきました、表紙イラストを使用したB6版のイラストアクリルボード付有償特典版を今回も作成し、
書籍と同時予約販売いたします。

2025年1月。高田馬場FIビルの地下レストランにて
「鈴木康士さんの描く侍源さんを見るまでは終われない」と飛鳥部先生と同じ願望を持っていることを確認し合い、
その場で続編を作ることが決まりました。

『抹殺ゴスゴッズ』に代表される読み応え抜群の長編小説や、未だ書籍になっていない数々の傑作短編群ともどこか違う、
「フィフス」シリーズでしか引き出せない飛鳥部勝則先生の魅力を表現したいと全力を注ぎました。

お二人の天才が作る世界をご堪能ください。

皆様のご支援のおかげで、この度『フィフス2』を上梓できることになりました。心より感謝申し上げます。
既発表の2短編に中編を加え、あとがき含めて新たに150枚ほど書きましたが、
新作の「密室愛」は“これがフィフスだ”という直球の人形バトルになっております。

おかしなことにそれに密室殺人が絡む、この主人公目線のストーリー、
蘭冷自身の事件を読まれたあかつきには、どこからか次のような胡乱な声が聞こえてくることでしょう。
――あなたはマヤヤが好きですか。

みんな大好き飛鳥部勝則先生によるフランケンシュタインの物語。
表題作「密室愛」は劇場版クラスの破壊力!傑作!すっかり翻弄されました感謝します涙!

カバーイラストは特定の人に刺さるらしい侍源さんがモチーフ。今回は本文の扉絵も描かせて頂きました。
有償特典のアクリルプレート付きもあるそうですどうか何卒。

追伸:私は特に関係ないですが飛鳥部先生の近刊『抹殺ゴスゴッズ』(早川書房刊)も大変おすすめです最高です。
ゴス界のバイブルとしてぜひご一緒に!

商品情報

タイトル

『フィフス2 密室愛』

著者

著者:飛鳥部勝則
装画:鈴木康士

判型

文庫A6判

販売価格(税込)

《通常版》:1,500円
《有償特典版》:3,700円

発売日

2025年11月24日

有償特典情報

鈴木康士描き下ろし
装画B6版イラストアクリルプレート

備考

2025年11月25日(火)以降の発送となります。

10月18日 12時より予約受付開始!

『書泉と、10冊』『芳林堂書店と、10冊』について

昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。
「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、
私たちは「そうではない」と考えます。


ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を
「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。

そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、など
ご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。

この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。