5000万年後の地球での人類以外の生物の生態系を描いた『アフターマン』、6600万年前に滅亡せずに進化を続けた恐竜を扱った『新恐竜』に続く、ドゥーガル・ディクソン最大の奇書『マンアフターマン 未来の人類学 』が初版から30年以上を経て遂にre-edition版として再刊。オリジナルの古書価格2万円超の伝説の書物を、執念の交渉により日本のみの再刊許諾を太田出版が取得し、「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」、その第2シーズンにて書泉から復刊販売致します。
5000万年後の地球での人類以外の生物の生態系を描いた『アフターマン』、6600万年前に滅亡せずに進化を続けた恐竜を扱った『新恐竜』に続く、ドゥーガル・ディクソン最大の奇書『マンアフターマン 未来の人類学』が初版から30年以上を経て遂にre-edition版として再刊。オリジナルの古書価格2万円超の伝説の書物を、執念の交渉により日本のみの再刊許諾を太田出版が取得し、「中世への旅」シリーズの大ヒットから始まった、「書泉と、10冊」、その第2シーズンにて書泉から復刊販売致します。
この本のオリジナル初版が出た93年、私はまだ学生。当時から『鼻行類』や『架空地名大事典』、『並行植物』みたいな本が大好きだった自分。おそるおそる弊社書庫の最深部に分け入ってみると、ありました、保存用の1冊がしっかりと…。こんな宝物が弊社に眠っていたら、再び世に出すことはもはやミッション。30年の間に変わっていた権利契約関係をひとひとつクリアし、訳者の城田安幸先生にも再びご協力いただき、ようやくここまでたどり着きました。ぜひお楽しみください。
これはディストピアなのか…否、理論的な帰結によるひとつの可能性なのだ。フィクション寄りのサイエンスなのか?サイエンスよりのフィクションなのか…はるか遠い未来の地球人類の姿は不気味でグロテスクかもしれないが、逆説的に我々の想像力を刺激してこないか?一筋縄ではいかない本書はまさしく「奇書」ではないか。SF者にも、そうでない皆様にも捧げる書泉らしい一冊です!
こ生物の分類上『ホモ・サピエンス』と呼称される我々は、20万~30万年前に誕生したとされる。ヒトと他の類人猿の分岐となった、『アウストラロピテクス』は400万年前まで遡るらしい。では、今から30万年、そして400万年後は?果たしてそこにいるのは我々の知るヒトなのか?途方もないスケールと発想力で描く、究極の未来予想図がここにある。『書泉と、10冊』復刊企画においてもかなりのキワモノである本書。ぜひお読みください。
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。