『バラバの方を』は美術館での摩訶不思議な一夜が読者の心に強く印象を残す怪作であり、飛鳥部ワールドの作品間のリンクを楽しむために外せない作品でもあります。また、【予約者限定特典】の冊子には過去に飛鳥部勝則先生が雑誌に寄稿したエッセイ・インタビューを先生のご協力を頂いて集め、再録できることとなりました。飛鳥部先生のテキストを全部読みたい強火ファン垂涎の逸品となる予定ですのでこの機会をお見逃しなく。
今まで㈱書泉・芳林堂書店では、小説家・飛鳥部勝則先生の作品を全8作復刊し、合計1万2千冊を販売致しました。お客様より更なる飛鳥部作品復刊への沢山の期待のお言葉を頂戴し、弊社より様々な出版社様へお声がけをさせて頂いたなかで、新たに徳間書店様にご協力頂き、初のノベルズ復刊を行わせて頂きます。飛鳥部勝則先生には数量限定でサイン本もご用意いただきました。先着受付にて予約販売を承りますのでこの機会をどうぞお見逃しなく。また、今回は特典といたしまして、飛鳥部勝則先生がこれまで雑誌へ寄稿されたエッセイ・インタビューを再録した小冊子をご用意致しました。過去一度雑誌に掲載されたきりでその後再び読むことが難しかったテキストの一部を、この機会にファンの皆様の元へお届けいたします。事前のご予約者様限定の特典となり、発売後に配布する予定はございません。どうぞ期間内にご予約の上、ご購入下さいませ。
飛鳥部勝則先生の長編コンプリートを目指す皆様へ。新たな長編一作品を復刊させて頂けることとなりました。どうぞこの機会をお見逃しなく。『バラバの方を』は2002年の作品。事件の舞台は美術館であり、画家でもある著者がファンの期待に応えた一作です。そして独立しているようでいて繋がってもいる飛鳥部ワールドをより豊かに旅するために重要な作品となります。 この度特典としてご用意する小冊子には、令和の現在では触れることが非常に難しくなっているテキストを、飛鳥部先生にもご協力を頂き復刻・再録をさせて頂きます。絶対に手に入れて下さい。
第七長編『バラバの方を』が再刊されることになり、たいへん喜ばしく思います。ご尽力いただいた書店様や出版社様、関係者の皆様、そして読者の皆様に心より感謝申し上げます。『バラバの方を』は「何が起こっているのか」型のミステリーを目指し、かつ、どうしたら読者に届く内容になるか試行錯誤した懐かしい作品です。ラストシーンは今読んでも奇妙なものになっているかもしれませんが、どうかご容赦いただけますように。
長らく読みにくい状況が続き申し訳ありませんでした。このたび、飛鳥部勝則先生復刊企画に参画させていただき、『バラバの方を』を再び皆様にお届けすることが叶いました。感無量です。とにかくすごいんです、本作は。凄惨なのに華美。狂乱なのに緻密。相反する要素が奇跡の融合を遂げた大怪(快)作なのです! 極上の読書体験をお約束いたします。
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。