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ユングの言いたかったこと ユング晩年の著作はいずれも非常に難解である。1944年に病気を患ったユングは、そのときいわば生まれ変わり、それ以降は書きたいように書こうと決めたのである。そのため、ユングの方から読者に会いにはるばるやって来てくれるということはなくなり、ユングがいたところまで読者が行かなくてはならなくなった。現代の読者たちに歴史的背景を詳述し、心理学的に自己そのものが日常の体験の中にいかに顕れるのかを示すことによって、ユングの素材をより分かりやすくしようというのが、本書の意図である。心理占星術研究家の鏡リュウジ氏によるユングと占星術とのかかわりについての解説も収録。
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ユングの『アイオーン』を読む 時代精神と自己の探究
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