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A4/448ページ 戦災により国鉄車両の多くが被災したが、終戦後は旅客輸送の主体である客車が極端に不足したため、戦災廃車した客車、電車の車体を利用して急遽通勤用三等車を製造した。 工事は鉄道車両に不慣れなメーカを加え最低限の資材と工作で行ったので、種車の形体が残り様々な外形を持つことになったが、記録に乏しい時代ゆえ、その全貌は客車史最大の謎として残された。 本編では国鉄車両設計事務所OBの方々が保存していた資料と、車両製造会社が保存していた図面に加え、数多くの写真の提供を頂き、初めて体系的に戦災復旧客車の全貌を記録することができました。 <上巻内容> グラフ頁 17メートル級各形式写真296点を掲載(略全てが初公開写真)。 本文 戦時下の客車状況、国鉄の空襲被害、終戦後の客車状況、戦災復旧客車の概要、台枠概要(転用の電車台枠を含む)、台車概要、車輪・輪軸・バネ、車体構造、客室設備、便所設備、郵便車設備、荷物車設備、車掌室設備、連結設備、電気装置、制動装置、給水装置、暖房装置、標記・標示・塗粧を、既刊同様に図表を多数添付して解説しました。 付図 戦災復旧客車に使用図面169点を掲載。
国鉄鋼製客車史第6編 オハ71形の一族【下巻】
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国鉄鋼製客車史第9編 ナハ10形の一族【下巻】
11,000円(税1,000円)
国鉄鋼製電車史 モハ63形<上巻>
7,150円(税650円)
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