A4/448ページ 戦災により国鉄車両の多くが被災したが、終戦後は旅客輸送の主体である客車が極端に不足したため、戦災廃車した客車、電車の車体を利用して急遽通勤用三等車を製造した。 工事は鉄道車両に不慣れなメーカを加え最低限の資材と工作で行ったので、種車の形体が残り様々な外形を持つことになったが、記録に乏しい時代ゆえ、その全貌は客車史最大の謎として残された。 本編では国鉄車両設計事務所OBの方々が保存していた資料と、車両製造会社が保存していた図面に加え、数多くの写真の提供を頂き、上巻と併せて体系的に戦災復旧客車の全貌を記録することができました。
国鉄鋼製客車史第6編 オハ71形の一族【上巻】
11,000円(税1,000円)
国鉄鋼製客車史第9編 ナハ10形の一族【下巻】
国鉄鋼製電車史 モハ63形<上巻>
7,150円(税650円)
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