書泉と、10冊

数学書の読みかた

A5 144ページ
「この定理が証明できると何がうれしいの?」
「そもそも、なんでこんな概念を考えるの?」

数学書を読んでいて、このような疑問が浮かんできたことのある方も多いのではないでしょうか。
本書は、そんな難攻不落の数学書の読みかたを、現役の数学者がやさしく解説。
実際の数学書でよく目にする形の例文を通して、緻密かつ正確に読むための実践的な方法をレクチャーします。

◆こんな方へおすすめ◆
「独学で数学を勉強しているけど、きちんと読めているか不安」「どこを突っ込まれるかわからないので、輪講やセミナーで発表するのがおっくう」といった悩みをもっている、学生・エンジニア・社会人の方。

◆本書で紹介する「数学書を読む技術」◆
・誤解しやすい「〜でない」「かつ」「または」「ならば」の正しい扱いかた
・定義や具体例を読む際のポイント
・全称や存在を含む命題の証明パターン
・「場合分け」「数学的帰納法」「背理法」が使われている証明を読む際のポイント

目次
第1部 基礎編
第1章 数学書はどのようなものか
第2章 数学語を身につける
第3章 数学書の読みかたの基本
第4章 全称と存在の議論を読みこなす

第2部 実践編
第5章 数学の文章を読みこなす:写像を題材として
第6章 さまざまな論法
型番 9784627082816-011
販売価格 1,980円(税180円)
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