書泉と、10冊

現代数学シリーズ 連接層の導来圏と代数幾何学

導来圏という概念は、代数幾何や数論幾何学などの大きな発展に寄与している。本書は重要なトピックと最新の諸研究結果までを概説。
「アーベル圏の導来圏」はアーベル圏の対象の複体からなる三角圏であり、1960年代にグロタンディックとヴェルディエにより導入された概念である。以来、導来圏は活発に研究されており、現在では代数幾何はもとより数論幾何学・代数解析・表現論・数理物理などで有用な道具、言語として活躍し大きな発展に寄与している。

本書は代数多様体上の連接層の導来圏に関し、特に重要な発展と思われるトピックを選び、最新の諸研究結果までを概説した。できる限りself-containedに、また本質を見失わない程度に簡単な設定にした上で、各トピックについて核となるアイディアが現れるよう展開されている。
型番 9784621305911-011
販売価格 7,150円(税650円)
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