書泉と、10冊

今よみがえる横浜市電の時代 〜あの頃の市電通りへ〜【西区】 BRCプロ

A5版・カラー28頁
写真点数:51点
(カラー25点・モノクロ26点)

横浜市電開業から10年後の大正3年(1914年)には、南区・弘明寺までの1系統が開通。その後も、南区のメインストリート・鎌倉街道を走る10系統、保土ヶ谷駅前から山を越え、井土ヶ谷駅前から通町を抜け、弘明寺までの12系統、磯子方面への13系統などが開通したことで、南区内の路線が完成した。昭和43・44年(1968・69)の廃止に伴い、南区からも市電が消えていったものの、最後まで市内中心部に市電が残った事が幸いし、南区内では昭和47年(1972)3月31日までその走る姿を見かけることが出来た。

明治37年(1904)、現在の横浜駅東口(旧神奈川)から桜木町駅前(旧大江橋)までの路線で走り始めたのが、横浜市電の始まりである。以後路線は順調に延伸を続け、西区内は高島町から国道1号線上を保土ヶ谷駅前へと向かう4系統、野毛山を越える3系統、平沼橋を越え横浜駅西口側へ向かう5系統、旧東海道に沿って浅間町車庫から洪福寺・浜松町を経る9系統、久保山を越える7系統などの路線が完成していった。昭和43年(1968)からは毎年のように西区から市電が消えていき、昭和46年(1971)の3系統廃止により、西区内からは完全に市電の姿はなくなってしまった。保土ヶ谷区内には西久保町〜保土ヶ谷橋までの間に、僅か3つの電停しか設置されていなかったが、これらも昭和45年(1970)には廃止されている。
型番 9784907617059-011
販売価格 1,100円(税100円)
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