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統計力学 応用編

タイトル
統計力学 応用編
ISBN/JAN
9784910879062
著者
村上 雅人:飯田 和昌:小林 忍
出版社
飛翔舎
発売日
2023/06/30
商品説明
さあ、統計力学を使いこなそう!
実践問題を通して、統計力学の威力を実感することになる!
量子力学の扉を開いたプランクの輻射式、
その歴史的大発見の解析には統計力学が大きな威力を発揮する

2原子分子気体、 固体の比熱、そしてイジング模型と
相転移の応用分野にも挑戦

分配関数を求めることが基本
系のエネルギーを求めて
ボルツマン因子に代入する
あとは、数学的処理で、熱力学関数が得られる

なるほど納得の過程を本書でぜひ楽しんでほしい


目次

はじめに 3



第1章 分配関数 7

1. 1. 規格化定数と分配関数 8

1. 2. 連続関数と分配関数 13

1. 3. 古典的近似 26

補遺1-1 ボルツマン因子 27

A1. 1. 気体の濃度とボルツマン因子 29

A1. 2. 気体の運動エネルギー 33

補遺1-2 熱力学変数 35

補遺1-3 ガウス積分 39



第2章 2原子分子気体 42

2. 1. 運動の自由度 42

2. 2. 回転運動 45

2. 3. 2原子分子気体の運動エネルギー 47

2. 4. 一般化運動量 49

2. 5. 振動 55

2. 6. まとめ 60

補遺2-1 解析力学 61

補遺2-2 量子力学的調和振動子 64



第3章 光のエネルギー 70

3. 1. 熱放射 70

3. 2. 定常波 72

3. 2. 1. 1次元の定常波 72

3. 2. 2. 2次元の定常波 75

3. 2. 3. 立方体容器における定常波 78

3. 3. 容器内の光エネルギーの分配関数 82

3. 4. プランクの輻射式 85

3. 5. 光スペクトルの統一的理解 88

3. 6. 波長による表現 91

補遺3-1 ガンマ関数 96

補遺3-2 ゼータ関数 98



第4章 固体の比熱 100

4. 1. アインシュタインモデル 100

4. 2. 格子間相互作用 107

4. 3. デバイ近似 110

4. 4. 格子振動と格子点 113

4. 5. 格子振動のエネルギー 115

4. 6. 低温域の比熱 120

補遺4-1 量子力学における波の表現 122

A4. 1. オイラーの公式の導出 123

A4. 2. 複素平面と極形式 125

A4. 3. 波数と角振動数 128

A4. 4. 3次元への拡張 129



第5章 相互作用のある系 131

5. 1. 相互作用のない場合 132

5. 2. 強磁性 ─ 相互作用のある系 138

5. 3. スピン変数 139

5. 4. 1次元イジング模型 140

5. 5. 周期境界条件 143

5. 6. 磁場がある場合のイジング模型 147

5. 7. 行列表示 149

5. 8. 行列の対角化 154

補遺5-1 磁性体の熱力学 162

補遺5-2 相転移における変化 167

補遺5-3 固有値と固有ベクトル 171

A5. 1. 固有値と固有ベクトル 171

  A5. 2. 固有方程式 173

A5. 3. 行列のべき乗 175

A5. 4. 固有ベクトルの正規化 177

A5. 5. 対称行列の対角化 178



第6章 磁気相転移 181

6. 1. イジング模型 181

6. 1. 1. 1次元モデル 181

6. 1. 2. 2次元モデル 182

6. 2. 2次元イジング模型のエネルギー 184

6. 3. 平均場近似 184

 6. 4. 磁気相転移 189

6. 5. ランダウ理論 193

6. 6. 自由エネルギーによるアプローチ 195

6. 6. 1. スピン配列のエントロピー 195

6. 6. 2. 磁気エネルギー 198

6. 6. 3. 自由エネルギーの極小値 201

6. 7. 最後に 206



おわりに 208
型番 9784910879062-011
販売価格 2,200円(税200円)
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