書泉と、10冊

復刻版 昭和9年発行 朝鮮鉄道旅行地図

A5判・モノクロ24頁
明治43年から敗戦までの35年間、日本の統治下に置かれた朝鮮半島には、6362kmにおよぶ鉄道網が張り巡らされていた。戦前において昭和9年頃は、朝鮮半島の鉄道が最も繁栄を謳歌した時期であり、下関からの関釜連絡船を釜山で乗り換え、半島を縦断する京釜・京義線によって満鉄とも結ばれ、日本本土から満州への最短経路として、急行「ひかり」「のぞみ」「興亜」「大陸」、特急「あかつき」などの展望車を連結した優等列車が旅行者を運んでいた時代であった。その当時の朝鮮半島の「全路線・全駅」を網羅したこの「朝鮮鉄道旅行地図」には、路線図の他にも京城・平壌・開城・新義州・安東・仁川・大邱の市街図、金剛山探勝図や当時の写真13点も掲載され、先に出版された「外地鉄道古写真帖」(新人物往来社刊)と併せて見ることにより、資料としてだけでなく様々な角度から楽しむことが出来る貴重な一冊となるであろう。また、一枚ものでの朝鮮半島・全路線図は目にする機会があるものの、こうした「区分図」によって描かれた詳細な地図は大変珍しく、さらに索引図により、そうした区分図を手軽に検索することも可能となっている。表紙にはカラー版「朝鮮鉄道略図」、裏表紙にもカラー版「平壌」「京城」の市街図があり、原版地図のもつその独特な雰囲気を楽しむことが出来る。
型番 9784901610681-011
販売価格 946円(税86円)
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